池袋近隣に住む女子のコスパを追い求める素晴らしい日々

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秋田のおすすめグルメその1.稲庭うどん(佐藤養助商店)

      金足農業フィーバーにあやかり、秋田特集をさせていただきます!

秋田のグルメといえば、きりたんぽ、米…で終わる方が多いかと。

しか〜し!うどんで有名な名産があるの、ご存知ですか。そう、稲庭うどんです。讃岐うどんに並ぶ三大うどんのひとつである稲庭うどんは、秋田県稲川町稲庭の名産なんです。


香川県讃岐うどんは、太い麺でシコシコと弾力のあるもちっとした食感。たくさんのチェーン店があり、手軽に安く全国で食べられるうどん。

それに対し、稲庭うどんは、平べったくツルッとした喉ごしの麺。稲庭地区にある認定された製造元しか稲庭うどんと名乗れないため、貴重でやや高級なうどん。全ての工程は手作業。ひとつひとつ丁寧に作られた麺です。

高級といっても、せいぜいうどんなので、数千円で買えちゃいます。また、秋田のアンテナショップに行くと、稲庭うどんの切れ端が束になって600円くらいで売っていたりします。


稲庭うどんは、色々な製造元がありますが、もっとも有名なこの2つ、寛文五年堂、佐藤養助商店を紹介します。


稲庭うどんを語ろうとすると、膨大な量であることがわかったので、二回に分けてお知らせしたいと思います。

今回は、佐藤養助商店をご紹介します!


佐藤養助商店は、ここの宗家である佐藤(稲庭)吉左衛門によって技術が受け継がれていったので、本家本元のお店です。しかも、秋田藩主佐竹候の御用品となり、吉左衛門家の一子相伝、門外不出の品でした。しかし、一子相伝の技が絶えることを心配した吉左衛門によって、2代目佐藤養助に伝授され、創業となりました。

その後、宮内省でも購入があるほか、数多くの賞を受賞。

ひとつひとつを厳密に3日間かけて職人の手で丁寧に作られています。


取扱い店は伊勢丹高島屋などの大手百貨店を中心に全国にあります。
オンラインショップでも購入できます。
インターネット限定商品もあり、レトルトのグリーンカレー稲庭うどんが絶品!残念ながら今は売り切れとなっています。しかし、店舗でこんな品があったのでチェックしてみてください!

食べられる直営店も。銀座や赤坂、浅草、福岡にもあるんですね。
できれば、秋田県にある横手市の漆蔵資料館がおすすめです。お店が歴史深い資料館になっていて、見ごたえがあります。係りの方も丁寧に説明してくれます。
谷崎潤一郎氏の注文書など、レアな品が沢山あり、しかもあまり混んでないのでゆったりと観られます。うどんを堪能するには最高以上の環境で見物できますので、ぜひご堪能ください。
私は個人的に、係りの方の案内がとても丁寧で、そこが印象的でした。

添えられる天ぷらもサックサク!お上品なおうどんです。
ゴマだれも最高!人生の中でこれを食べないチャンスがないことが残念に思えてしまうくらい、水も空気も刹那感漂う奇跡の中で生まれた融合作品のように思えてしまうわけです。

次回は、寛文五年堂をご紹介しますね。